バレンタインのお話【禁酒法時代】

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バレンタインデーが近く今日この頃、昔々のバレンタインにちなむお話を一つ紹介します。

時は1929年、2月14日。
場所はアメリカ、シカゴ。

禁酒法の時代、表に出せない密造酒はギャング達の重要なな資金源であり、奪い合う宝でもあった。
発案者の名前からポルステッド法と呼ばれる、禁酒法の内容は「この法によって許可される場合を除いて誰も少しでも酔わせる酒を製造しない、売らない、物々交換しない、輸送しない、輸入しない、輸出しない、届けない、提供しない」こと、とあった。アルコールを飲むこと自体は禁止していない法律で、次第に不満が高まり、密造者や流通を担うギャングへの賞賛が高まっていった。
ジョージ・クラレンス・”バグズ”・モランのファミリーと、アルフォンス・ガブリエル・カポネのファミリーが、この日起こした抗争も密造酒を巡るものだった。

バグス・モラン

 

アル・カポネ

モランの手下6人が倉庫に入り、たまたまそこを通りかかった眼鏡屋ラインハルト・シュヴィマーと話をしていると、5人の警察官に扮したアル・カポネ側のヒットマンが車庫に入って来た。偽警察官は7人を壁に並ばせると、マシンガンを取り出して一斉に発砲し彼らを殺害した。
時間にしてわずか8分ほど、だがモランは到着が遅れていて、倉庫の前に偽物のパトカーが止まっているのを見て警察の手入れを恐れて逃亡した。

血のバレンタイン、バレンタインデーの惨劇と呼ばれる事件。

偽警察官といえば、血のバレンタインか三億円事件か、という感じですよね。

アルカポネは映画アンタッチャブルでもゴリゴリに破天荒かつ執拗なエピソードが盛り込まれていましたね。

現在の日本もある意味禁酒法時代で、個人がアルコールを含む飲料を製造することは禁止されています。
これに風穴開けたいな、と思ってますので気になる方はこちらのエントリーをお読みください。
自家醸造したビールを飲みたい

それでは皆さま、よきバレンタインデーをお過ごしくださいませ。

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