蛍の名所を三田の梅さんが教えないたったひとつの理由【ホタルの話】

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【教えないこともある、という話】


シーズン的に蛍狩り(鑑賞)したいんだけど、どこかオススメスポット教えて

というリクエストを頂いたりする時期に入りますね。。
蛍狩りに関しては、紹介しないことにしています。
人工的に蛍を増やそうとしているエリアや取り組みもあるので一概にはいえませんが、多くは自然に発生している蛍です。
そして田園地帯やそこへ注ぎ込む支流の河川だったりします。
蛍狩りに限った話ではないのですが、車で乗り付けて、わあわあとやかましく騒ぐ、挙句にゴミや空き缶、タバコの吸殻を残して帰る…。
生産者さんの朝はゴミ拾いから始めなければいけません。畔も傷めてしまいます。


 

その自然の近くに暮らす人たちがいることを、忘れてはいませんか?恐がらせたり、不愉快にさせたり、迷惑をかけていませんか?誰かの土地や場所に無断で踏み込んでいませんか?手入れをされた場所を荒らしてしまっていませんか?

もちろん、みんながみんなマナーがない人ではないしモラルを持って綺麗に楽しんでくれる人もおります。だけどね、1人でもひとグループでも、モラルを持たずマナーすら守らずもはやルールすら破る輩がいれば。
もうそれだけで自然は荒れます。地域住民は悲しみ、そして怒ります。諦めてしまうかも知れません。
ネイティブアメリカンの教えに「自然とともに暮らすために捕りすぎない、荒らさない」というのがあります。
結果今のアメリカをみて分かるように、取り過ぎて変え過ぎたら、もう元には戻れませんよね。決してネイティヴの責任ではありませんが。

自分の発信が結果的に地域にダメージを与えてしまっている事が見えてしまい、とても「蛍、見に行こう」とお勧めする気にならないのです。
まぁ、俺が黙ったところで他からいくらでも情報は入ると思いますので、お出かけされる際は「来た時よりも美しく」を心がけていただきたいと切に思います。

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