「有馬線は今、ありません」
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「摂津国風土記」に、こんな一節があるとか。「有馬の郡。又、鹽之原山あり。此の山の近くに鹽（しほ）の湯あり。」…有馬郡の塩の湯とは、まさしく有馬温泉のこと。めっちゃ塩辛い温泉。
関西の人々は日本三大古湯の一つ有馬温泉で湯あみするのが夢だったらしい。三田の事業家はすごい！ 有馬郡三輪町～有馬郡湯山町（有馬温泉）に列車を走らせた。有馬線（大正4年）です。
おいらが生まれる一か月前（昭和１８年７月）に廃線になった。廃線の手続きが終わっていない国内２線路の一つであります。
三田にニュータウンを開発するとき、JRは今の三田駅を廃止して道場駅からニュータウンを経由して藍本駅へ抜ける計画を出したが三田市民の猛反発で今の路線になったと三田市史に記されている。
今の三田駅は不思議！ １番線（福知山方面）３番線（大阪方面）で２番線がない。てか、いつでも２番線を作れる。有馬線を廃止手続きをしていないのが原因か？
三田駅を出てすぐに右側に。かつての有馬線の跡地が残っているのが見える。今は、線路後に沿って太陽パネルが設置されています。
