落語の演目には、実在する地名や出来事、風習、伝統行事などが登場します。
そのなかには、美しい名所の風景、自然や動物とのかかわり、コミュニティにおける人間関係など、今はみることのできなくなったかつての日本人の暮らし方や環境観、倫理観をみてとることができます。
https://www.hitohaku.jp/
落語の環境学
このセミナーでは、まず、純粋に落語を楽しみながらも、落語の演目の細かな背景を受講者と一緒に深読みしながら、人びとがこれまでと違った視点をもって身近な環境を眺めるための契機を創出することを目指します。
「風の神送り」地域社会で疫病対策を考える
講師として落語家の桂九雀さんをお招きします。
桂九雀
プログラム
・落語「風の神送り」 桂九雀さん
・ひとはく研究員の野暮な解説「伝統的コミュニティの疫病対策」 高田知紀
・落語環境学対談 桂九雀さん、高田知紀
・会場全体でのディスカッション
イベント概要
日時:2020年12月13日15:00〜16:30
会場:兵庫県立人と自然の博物館ホロンぴあホール
兵庫県三田市弥生が丘6丁目
定員:100名(応募者多数の場合は抽選)
受講料:1,000円
対象:小学生以上(未就学児は無料)
申込みはHPから
ひとはくセミナー(2024年度)毎年開催している「ひとはくセミナー」の案内です。今年度も、野外観察や実習、教室の講義など幅広い分野で119講座を揃えました。小さな子供から大人、専門家向けまで多様な講座があります。