妖怪、もののけ
むかしも今も
身近にいるよ
ゲゲゲな博物展が始まるよ
人と自然の博物館らしいといえば、らしい博物展が始まりますよ、これはたのしみ。
伝統的に地域で語られてきた妖怪を「自然環境」の視点から見つめなおしてみます。
動物や植物、地質、自然災害などの標本・資料を展示し、それらが妖怪・怪異として語られる様々な事例や背景をパネルにより紹介・解説します。
歌川広重 安政4年(1857)
「大晦日の夜、王子の装束榎のもとに稲荷神の使いである狐が集まり、装束を改めて王子稲荷へ参詣する。人々は狐の発する狐火の数からその年の豊凶を占う。」という狐火伝承を幻想的に描いた初代歌川広重の代表作「名所江戸百景 王子装束ゑの木大晦日の狐火」にみる、狐と人間の関係性だとか。
現代よりもっともっと自然と距離が近かった時代、暗闇や獣が身近にあって、そんな怖いもの、恐れるものが伝承の中でもののけ、妖怪や精霊になっていったんでしょうね。
コンテンツたくさんあるので関連イベントのセミナーもふんだんに用意されています。
関連イベント:一般セミナー(定員あり・事前予約制)
2023 年7月 29 日(土)「妖怪と自然の博物学」
ゲスト:香川雅信氏(兵庫県立歴史博物館)
https://www.hitohaku.jp/musepub/seminar/?id=2023F09
2023 年8月 19 日(土)「妖怪って何だろう?」
https://www.hitohaku.jp/musepub/seminar/?id=2023E04
2023 年9月 9日(土)「文化遺産学入門 言い伝えが息づく地域づくり」
https://www.hitohaku.jp/musepub/seminar/?id=2023E05
オープンセミナー(定員あり・当日事前受付制)
2023 年8月 20 日(日)はかせと学ぼう!「妖怪盆おどり」
2023 年8月 27 日(日)ひとはく探検隊「ひとはくの妖怪さがし」
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