ガムはがしてカレー食べた話【polcaでご支援頂きました】

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【振る舞うカレーの材料費を賄いたい。】
11月25日、三田の玄関口をみんなで綺麗にします。
https://polca.jp/projects/VKJbSL82Kac

ポルカ、支援してみた。
https://sandanoumesan.com/archives/1842

↑この企画の説明と顛末を綴ってみました。ちょっと長くなったのですみません。

はじまりはじまり

昨年も開催した「みんなでガムはがしてキレイにしませんか」という思いつき企画。

三田駅前ペデストリアンデッキはJR三田駅と神戸電鉄三田駅、キッピーモールをつなぐ幅広な歩道橋です。
その歩道橋(=ペデストリアンデッキ、なんですね)では年間に数十回のイベントが開催され、人の行き来も多く賑わいのある風景が広がっています。

下を向くと、残念。

三田の梅さんも年間で7,8回、イベント会場として使わせてもらっていますし、他の方のイベントにも参加したりしています。

で、気づくのです。
床がきたねえぇなぁ、と。

まっくろく●すけのような、妖怪の瘴気のような、なにやら呪怨に満ちた黒い存在に気づいてしまうと、ああ、ああ、あ”あ”っ!!と、思わず叫んでしまうのです。

正体はガム(だったもの)ガム跡でした。

ガムを紙に包まず、ゴミ箱に捨てず、床に吐き捨てると、結果として黒いガム跡へと変貌するのです。

気にならなければよかったのですが、気になってしまうと、もうそこいら中に広がるガム跡の数に身悶え仰け反ります。

よし、これは社会課題。社会的に解決しよう。

まずは剥がすための方法を知ろうと、ネットで検索してみました。
ネットではいろいろな剥がし方がありました。冷却して固めて剥がす、温めて柔らかくして剥がす、サンダーブラシや金属ブラシでひたすら削り取る…そしてオイルで溶かす方法。
何が正解か、皆目見当がつきません。
ということで作った側に聞いてみることにしました。
国内で販売されているガムのメーカー8社にお訊ねしました。
「ガム跡で駅前のスペースが大変汚れている。
剥がしたいけども剥がす方法がわからない。
剥がすやり方などを教えてほしい。」
各社のお客様相談の窓口やデスク宛のメールで同じものを他社様にも送っている旨お伝えしたところ、1社を除き回答を、早い会社では2時間後、遅い会社でも翌日には返答をいただきました。
そして、ガム製造(販売)メーカーとしてお薦めするガムの剥がし方は
「柑橘系のオイルで溶かすこと」でした。
これは付いている面がアスファルトではない、という条件では冷やしたり温めたり削るよりは効率良くはがせる、とのこと。

で、調べてみたわけですよ、柑橘系のオイル。
めちゃめちゃ高いやん。めちゃめちゃ高いやん。
ちょっとビビるくらい高い。三田の梅さんが愛飲するジャックダ◯エル1本と150mlのオイル同じやん。
そして、救いの手が。日本チューインガム協会を紹介していただき、オレンジオイル、スクレイパー、金属ブラシをご提供頂きました。

日本チューインガム協会 ←リンクです
そして、三田市の市役所へ。
勝手にゴミ拾いしたり、ガムはがしして、怒られても癪なので、先にこんな事するからね。と伝えに行きました。
三田市市民生活部環境共生室環境衛生課
長いわ。
さんだししみんせいかつぶかんきょうきょうせいしつかんきょうえいせいか
非常に長い。
長い割に話はスムーズに進み、エリアの小学校のグループに連絡してくれたり、清掃ボランティアにも声掛けしてくれたりと、いい連携ができたと思います。

そうして迎えたイベント当日。
ゴミ拾い班、ガムはがし班、PR班(ティッシュ配ってました)と分かれて作業開始。

小学生と保護者、リタイアしたシニア、若者、中年、なんかいろいろ混ざりながら、作業が進みます。

念願の階段も全部やっつけれました。
その作業のさなか、ひとり、前日にみじん切りにした玉ねぎを炒めてるおっさんが三田の梅さんでした。

三田牛からとれた三田肉のすじ肉も前日に炊き込んでおきました。
9時集合の11時半位までの作業時間、延べ人数は60名。

自由参加なので遅刻早退も自由です。1時間だけ、30分だけ、通りかかって知り合いがやってたから、そんな参加もありました。
そしていよいよカレーが振舞われます。

ご飯は、駅近くの飲食店 わら焼き酒場さんが炊き上げた玄米麦ごはん。これはお店で通常出しているんですよ。〆の雑炊とか最高に美味いのです。

まずは子どもから配ります。ルゥはゴールデンカレーの中辛。でもね、三田肉の甘み旨みが打ち勝ちます。小学生でも全然大丈夫。

大人も頬張って笑顔になります。

今回は、フレンドファンディングのpolcaを使い、カレーの材料代金の支援を求めました。

結果一口500円の支援が15口。7,500円もの支援が集まりました。
昨年は完全に持ち出ししてましたし、今回も参加者やカレー食べる人からお金とらないので非常にありがたかったです。

polcaという仕組み、クラウドファンディングよりも近い周囲の共感を集めるフレンドファンディングを標榜しています。
いうなればSNSの「いいね」をチャリンチャリンと現金化するイメージ。
決して大きい金額じゃなくても、決して立派な企画じゃなくても、いいんです。
あ、それいいよね。と思うアイデアとリターン。もっというと参加者と費用集める仕組みとしても成立するのかも。
いろんな参加の仕方がある中、「お金を出す」というのが、なんだか疎ましいというか憚られるというか、それを解決して、それこそ「スムーズなお金の流れ」が生み出せるかも。と感じた今回の取り組みでした。
クレジットカードがなくても、バンドルなどプリペイドのサービスにも対応していますし、少額の決済で共感を伝えられるという仕組みは、本当に素晴らしいです。
今回、支援いただいた方の中には三田にも俺にも全く関わりのない方もおられます。「なんかいいよね」が伝わるってこういうことか、と自分でも驚き感謝しています。

クラウドファンディングのCAMPFIREで、今冬チャレンジしているプロジェクトも最後に紹介させてください。
サンタ市プロジェクト

https://camp-fire.jp/projects/view/51278

兵庫県三田市をさんだし、と読ませたい永年の悲願を面白おかしく賑々しく解決して、その共感で子どもたちにプレゼントしたい。という企画です。
お読みいただいて、ぜひご支援という名のご参加を。サンタになれるチャンスですよ。
最後までお読みいただいてありがとうございました。

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