夏の暑さをグサッと冷やす「怖い絵」を観にいきましょう。
兵庫県立美術館では「怖い絵 」展を9月18日まで開催しています。
怖い絵展 www.kowaie.com/
怖い絵?
単に迫力のある、恐怖を描いた作品が並んでいる…わけではないようです。
作家・ドイツ文学者の中野京子氏が2007年に出版した『怖い絵』は、「恐怖」に焦点をあて、その絵の時代背景や隠された物語という知識をもとに読み解く美術書としてベストセラーを記録し、シリーズ化されて多方面で大きな反響を呼びました。
刊行10周年を記念して開催する本展では、シリーズで紹介された作品を筆頭に、展覧会に向けて新たに選び抜かれた作品が登場します。さらに『怖い絵』の世界を感じて頂けるよう、作品の恐怖を読み解くためのヒントをもとに、みなさんに想像力を働かせてもらえる展示を予定しています。
最大の注目作は、著書でも紹介された、ロンドン・ナショナル・ギャラリーを代表する名画、ポール・ドラローシュの《レディ・ジェーン・グレイの処刑》。わずか9日間のみ王位にあった16歳の若き女王の最期の姿を描いた、縦2.5m、横3mにもおよぶ大作は、日本初公開となります。また、ターナー、モロー、セザンヌなど、ヨーロッパ近代絵画の巨匠の“怖い”作品など、近世から近代にかけてのヨーロッパ各国で描かれた油彩画や版画、約80点をテーマごとに展示します。
産経新聞より
関連イベント
記念講演会
「怖い絵」の世界へようこそ
講師:中野京子氏(本展特別監修者、作家、ドイツ文学者)
日時:8月20日(日)午後2時~(約90分)
会場:ミュージアムホール(定員250名)
聴講無料(要観覧券、当日午前11時からホワイエで整理券配布)
学芸員による解説会
日時:8月5日(土)、9月2日(土)、9月16日(土)
各日午後4時~(約45分)
会場:レクチャールーム(定員100名)
聴講無料
こどものイベント
「もっと怖い絵」をかこう!
8月26日(土)午前10時15分~/午後2時~(各回2時間15分)
アトリエ2(各回定員25名、要事前申込・先着順)
参加費:200円
※詳細は7月26日[水]よりこどものイベント係(TEL:078-262-0908)までお問い合わせください。
http://www.artm.pref.hyogo.jp/kids/index.html#kids20170826
ミュージアム・ボランティアによる解説
日時:会期中毎週日曜日午前11時~(約15分)
会場:レクチャールーム(定員100名)
聴講無料
怖い絵 展
【日時】2017年7月22日~9月18日
※月曜休館(9月18日は開館)
10:00〜18:00(金・土曜日は夜間開館、午後8時まで)※入場は閉館の30分前まで
【会場】兵庫県立美術館
兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1
【入場料】
一般 1,400円
大学生 1,000円
高校生以下 無料
※70歳以上は700円(当日券のみ、前売り券の発売はありません。70歳以上で20名以上の団体割引料金は600円)
※価格はすべて税込みです。
※前売券は7月21日(金)まで販売いたします。
※障がいのある方は各当日料金の半額(70歳以上を除く)、その介護の方1名は無料となります。
【お問合せ】
078-262-0901(兵庫県立美術館 代表)
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